お笑い芸人で活躍されていた、だいたひかるさんが乳がんにより右乳房を全摘出し、今も治療を続けていることが明らかになりました。
2月11日のフジテレビ系「めざましテレビ」で、長野美郷キャスターのインタビューに答え、乳がんの闘病体験と共に、乳がん発症前に妊活(体外受精)をしていたことを明かしました。
私も乳がんへの心配は常にあるので、発症した時のことや乳房摘出の時のことを聞いていると、胸が苦しくなりました。
目次
だいたひかるさんの経歴
人気の女性お笑い芸人
だいたひかるさんは1975年生まれの41歳。よしもと所属のお笑い芸人で、エンタの神様などのお笑い番組でも活躍されていました。R-1グランプリの初代チャンピオンでもあります。
現在のご主人である、アートディレクターの小泉貴之さん(1977年生まれ)とは38歳の誕生日にご結婚されたそうです。だいたさんにとっては、二度目の結婚となります。
「私だけでしょうか?」や「どーでもいいですよ」という真顔で毒を言う感じが、私は当時大好きだったので、結婚されてメディアに出る機会が減り、寂しいなと思っていました。
乳がんを患っていたことを公表
2016年12月、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演した際、乳がんにより右胸を全摘出していたことを公表しました。
「今年1月6日にマンモグラフィーを受けにいったら、触診の時点で先生に『右(の乳房)にしこり』っていわれて」と乳がんが判明した経緯を説明。
「乳がんの可能性があるからって針で良性か悪性か調べるのがあって、そしたらもう告知だよね。思い切って取っちゃおうって全摘して」と話した。
引用:SANSPO.COM (2016年12月20日) 「だいたひかる、乳がんで右胸を全摘出していた」
少しでも前向きな気持ちでいられるようにと、ご主人が太いペンで「大丈夫」と書いた紙を、家の中のいたるところに貼ったりと、二人三脚で乗り越えてこられたそうです。
乳がん発症前に体外受精に挑戦していた
めざましテレビで語った内容とは…
日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」や、フジテレビ系「キテレツ人生! なんでこうなった!? 消えた芸能人一斉捜査SP」では、「検診に行ったら、触診の時点でしこりがあることがわかって…」と、検診に行った以降のことを語っていたと思います。
しかし、2月11日のフジテレビ系「めざましテレビ」でインタビューを受けた際、だいたさんは乳がん発覚のときのことをこのように話していました。
妊活してたんですね。体外受精というものをしていて、移植するというときに生理が早く来てしまって中止になったんです。
それで、なんとなく「乳がん検診行っておこう」となって、検査を受けたんです。
(若干言い方が違っているかもしれませんが、ご容赦ください。)
体外受精に挑戦していたことを知り、私が思ったこと
だいたさんは「家系で乳がんは私だけなので、まさかと思った」と話していました。不妊治療において、排卵を誘発したり、月経周期におけるホルモンバランスを整えるためにホルモン剤を使用することは珍しくありません。
不妊治療と乳がん発症のリスクについては、はっきりとその因果関係は認められたわけではありません。詳しくはこちらの記事をお読みください。
⇒「不妊治療でホルモン剤を服用していると乳がん発症のリスクが高いの?」
しかし、私が検査を受けた乳腺専門医に「不妊治療でホルモン剤を服用している場合は、年齢に関係なく1年に1回は受診してください。」と説明されたように、関係性があるかもしれないと考えている医師もいるようです。
だいたさんは、乳がんの罹患率の高い40代ですし、どれほどの期間ホルモン剤を使用していたかわかりませんが、自分が体外受精している一人として少し気になる部分でした。
まとめ
めざましテレビでのインタビューの最後、だいたさんが色紙に書いた言葉は「病気を忘れて笑って過ごす」でした。再発を恐れながら過ごすのではなく、楽しんで生きていきたいと笑って話されていました。
きっと、乳がん発症から現在まで、たくさんの葛藤や苦しみがあったと思いますが、きちんと向き合って夫婦で乗り越えたからこそ「病気を忘れよう」と思えるんだなぁと感じました。
有名人の方々の乳がん公表を受けて、夫は「検診料のことなんて気にしないで、必ず1年に1回乳がん検診受けてほしい。」と言うようになりました。家族のためにも、不妊治療に関係なく毎年検査を受けようと思っています。
こちらの記事もお読みください。
⇒「乳がん検診に行ってきました」
⇒「不妊治療でホルモン剤を服用していると乳がん発症のリスクが高いの?」
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