不妊治療のステップ2 人工授精(AIH・AID)

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不妊治療のために通院を開始し、タイミング法を一定期間行っても妊娠しない場合や、男性不妊の可能性がある場合は、次のステップとして人工授精を提案されることが多いです。

人工授精を始めるタイミングや、何回をめどに行うかは不妊の原因や年齢、夫婦の意思などを基に医師との話し合いで決めることとなります。

人工授精の流れや1回にかかる費用、向いているケースと向いていないケースについてまとめました。

人工授精の流れと料金

人工授精とは

人工授精とは、男性に精液を提供してもらい、女性の子宮内に注入して授精させることをいいます。

精子の提供者が誰であるかによって種類が区別されており、配偶者の精子を利用するものを「配偶者間人工授精(AIH=Artificial Insemination by Husband)」、第三者の精子を利用するものを「非配偶者間人工授精(AID=Artificial Insemination by Donor)」と呼びます。

人工授精の妊娠率については、人工授精での年齢別妊娠率と妊娠の確率を上げるために大切なことをお読みください。

人工授精の流れ

人工授精は、排卵前日~当日に行うことが多いため、排卵日を正確に予測することが大切になります。

排卵日前

①人工授精に向けて、排卵誘発剤を使用するか、自然に排卵を待つのかを医師と相談して決めます。

②月経開始日から7日~10日頃に来院し、排卵日を特定するために超音波検査で卵胞の大きさや子宮内膜の厚みなどを計測します。血液検査でエストロゲン(E2)を測定し、正確性を高める場合もあります。

③人工授精の実施時間や精子の提出方法(自宅で採取して持ち込みするか、病院で採取するか)などの指示を受けます。
こちらの記事もお読みください★
⇒「精子の量と質は精液検査ごとに変化する?夫の場合は・・・」

人工授精当日

①男性の精子を提出します。当日に女性の血液検査を行う場合もあります。

②精子の雑菌などを取り除くために洗浄し、遠心分離器にかけて濃縮します(この過程は、病院や精子の状態によって違うこともあります)。この処理には1時間前後かかります。

③精子を子宮内に注入します。このときに使用するカテーテルは樹脂製の非常に柔らかいものです。注入にかかる時間は数秒ですので、痛みはほとんどありません。

私は子宮の入り口がカーブしているのと、子宮後屈の関係なのか、毎回「子宮の入り口押さえますね~」と言われ、その押さえる時には痛みを感じていました。

人工授精後、数分間の安静を求められる場合もあります。また、排卵がまだ行われてない場合は、排卵誘発の注射を打つこともあります。約2週間後には、妊娠したかどうかがわかります。

翌日以降

無理に安静にする必要はなく、通常どおりの生活で問題ありません。人工授精後の過ごし方で、妊娠率が大きく変わることはありません。健康維持のためにも、身体をあたためる温活やバランスの良い食生活、適度な運動はお勧めです。

排卵したときに起こる排卵出血や、カテーテルの挿入で膣などが傷ついて出血が起きることもありますが、いずれも少量ですぐおさまるので心配ありません。大量の出血が続いたり、激しい痛みがある場合は病院や医師に相談しましょう。

1回あたりの人工授精でかかる料金

人工授精は保険適用外で自費負担となります。そのため、病院によって金額はさまざまですが、1回あたり10,000円~30,000円程度が相場です。

このほかに、排卵日前には超音波検査や診察代、薬代がかかり場合がありますが、そちらは保険適用となるため3割負担となります。

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人工授精は必ず通る道とは限らない!?

人工授精が向いているケース

女性側の問題

男性側の問題

  • 性行為がうまくいかない
  • 膣内で射精ができない
  • 精子減少症や精子無力症で、精子に障害がある  など

精神的なメリットも

  • 「排卵日が近いので夫婦生活をもたなくては…」という精神的なストレスやプレッシャーから解放される
  • 排卵させる注射を使用すると、排卵日が確定される安心感がある

人工授精が向いていないケース

女性側の問題

  • 自力では排卵しない
  • 卵管が詰まっている
  • 年齢が高く、より早いステップアップが求められる など

男性側の問題

  • 精子に問題がない
    (人工授精は精子の子宮内進入をサポートすることが有効目的なので、精子が正常な場合には人工授精自体の有効性は低い)

ステップ2 人工授精(AIH・AID) まとめ

人工授精は、精子を子宮内に直接注入するだけで、受精や着床は自然妊娠と同じです。よって赤ちゃんの先天性異常の発生率は自然妊娠と同じです。

病院で行う人工授精に抵抗がある方もいるかもしれませんが、人工授精は精子が子宮内に入るための「少し手を借りる」と考えると良いでしょう。タイミング法で妊娠できず、軽度の男性不妊や、フーナーテストの結果が不良だった夫婦には有効な方法だといえます。

我が家は精子の直進運動率が1桁で、精子がいないために人工授精が中止になる月もあったので、3回の挑戦で体外受精(顕微授精)へステップアップを決めました。

重度の男性不妊の場合や女性が35歳以上の場合は、人工授精をせずに体外受精へ進むこともあります。原因不明の不妊などの場合でも、平均して5~6回をめどにステップアップを検討することになるでしょう。

こちらの記事もお読みください★
⇒「フーナーテストの結果がゼロや不良でも自然妊娠は可能?かかる費用は?」

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