外気浴と日光浴はどう違うのか、何に注意して外気浴をした方がいいのか、どのように進めていったらいいのか、私も最初は疑問ばかり浮かんでいました。
外気浴をするとどんな良いことがあるのかなどを知っていると、ちょっと面倒だな…という日でも「気分転換にもなるし!」と外に出かけたくなるかもしれません。
生まれて間もない赤ちゃんのために、パパママが赤ちゃんにしてあげられる「外気浴」について基本的なやり方やメリットなどをご紹介します。
目次
赤ちゃんの外気浴のやり方や進め方は?
赤ちゃんが生まれて、病院ですごした1週間。
どの赤ちゃんも、病院から帰宅するその道程が、1番最初の外出になるのではないかな?と思います。
産後1か月間は窓際で外気浴
そのまま1か月検診くらいまでは、気温と湿度を一定に保ったお部屋の中で過ごして、初めての赤ちゃんとの距離感や育児の感覚をつかむ時期ですよね。
まだ無理して外気浴をする必要もありませんが、外の天候が安定して季節も良く、ママの気が向けば、気分転換も兼ねて検診の1週間くらい前から窓際近くで少し窓をあけ、外の空気や音を赤ちゃんに感じさせてあげてください。
今まで静かな室内にいた赤ちゃんの頬に外の風を、匂いを、音を触れさせてあげましょう。きっと少しまぶしい光に今まで見たことのない表情を見せてくれるかもしれません。
育児にも窓際の外気浴にも慣れてきた頃に一ヶ月検診でのお出かけがありますから、きっとそれが赤ちゃんとママの最初のお出かけになるのかもしれませんね。
初めてのお出かけは荷物の準備も大変ですが、せっかくの機会ですから例えそれがタクシーを降りてから産院の入り口までの短い距離だけだったとしても、今までは窓際で感じていた風や匂いを今度は全身で楽しませてあげましょう。
一か月健診が終わったら抱っこで外気浴
一ヶ月検診も終わり、窓際の外気浴に慣れてきたら、今度は抱っこで小さなお散歩をしながらの外気浴にチャレンジも楽しいですね。
とくに急いでいない、用事もない、天気もよく暑すぎない寒すぎないそんな時間帯を選んで家を近くを最初は10分ブラブラ歩くでよいのです。
赤ちゃんに外の空気を感じさせてあげるのですから、できれば赤ちゃんが起きていてご機嫌の良い時間帯を選んであげてくださいね。
この時、ついでだからといって人込みの中でお買い物をするなどは出来るだけ避けて、気持ちの良い外気を感じながらゆっくりと歩いてみてください。
近所をゆっくりと短時間歩くのにも慣れてきたら、赤ちゃんの様子を見ながら少しづつ時間と距離を伸ばして、近所の公園のベンチで休むのを目的にしても良いですね。
暖かい季節であれば、赤ちゃんは裸足が気持ちよいかもしれません。
季節的に必要であれば、ベビー用の日焼け止めなども忘れずに塗ってくださいね。
皮膚がまだまだ薄い赤ちゃんですので、心配でしたら助産師さんなどにおすすめを聞いてみてもよいでしょう。
赤ちゃんが外気浴することでの効果やメリットは?
赤ちゃんが外気浴をすることで得られるメリットはたくさん!
以前は赤ちゃんに日光浴なども積極的にさせていた時期もありましたが、紫外線のことを考えるとずっと太陽の下にいることには不安が残ります。
でも、ママの抱っこでゆっくりと外を歩く外気浴は、少しの太陽光と沢山の刺激を赤ちゃんに与えることが出来、赤ちゃんの生まれたばかりの五感を優しく刺激してあげることができるんです。
それによって生活のリズムも整いやすくなる効果が期待できます。
また、ブラブラと外を赤ちゃんと歩くという外気浴、これって赤ちゃんを産んだばかりのママにもとっても効果的だと思います。
赤ちゃんのお世話を24時間、睡眠も食事もゆっくりとれないママにとって、ただただゆっくりと歩くという時間はとてもリラックスできるものではないでしょうか?
新鮮な外の空気の中での深呼吸は、赤ちゃんも母親も気分がスッキリしますよ。
赤ちゃんの外気浴は寝ているときでも意味はある?
そんな優しいメリットがたくさんの外気浴。寝ている時でも効果があるんでしょうか?
結果からいうと、赤ちゃんが起きている時間帯が良いそうです。
外気浴をしている最中に、ママの抱っこが気持ちよくて赤ちゃんがウトウト出てしまうのは仕方ないかと思いますが、外気浴のスタート時は赤ちゃんが起きているタイミング、おむつ替えもお昼寝も済んでご機嫌な時間帯を選んで外気浴をスタートさせてみてください。
そうすることで、赤ちゃんに風の感覚、植物の匂い、湿気、暖かさ、など色々な刺激が赤ちゃんの五感を刺激して成長を促してくれることでしょう。
まとめ
赤ちゃんの成長を促し、生活リズムを整える為にも必要な外気浴。
きっとパパママと赤ちゃんのスキンシップの時間にもなってくれるのではないかと思います。
まずは最初、小さく窓をあけて外の空気を新しく家族に加わった赤ちゃんと外の空気を楽しんでみてくださいね。
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