赤ちゃんの咳とむせるの違いは?考えられる原因や病院に行く目安とは

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赤ちゃんは風邪でなくてもよく咳をします。そして、おっぱいやミルクでもむせたりしますね。

大人でもつらい「咳」や「むせ込み」。小さい体で“ケホケホ”、“ゴホゴホ”するととても心配になります。

「咳」と「むせる」の違い、「考えられる原因」、「いつ病院に行くか」などに着目しました。

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赤ちゃんの咳とむせる時との違いや見分け方

「咳」と「むせること」は一見すると似ていますね。それぞれの意味を見てみましょう。

*咳とは:気道から異物(ホコリ・煙・風邪・ウイルスなど)を取り除こうとする防御反応

*むせるとは:気道に異物(食べ物・飲み物など)が入りかかったときに、強い咳が反射的に起こる防御反応

「咳」と「むせる」は原因となる異物が違いますね。

むせることも「大きなくくりで言えば咳」になりますが、特に「食べ物」や「飲み物」が詰まりそうになって出る咳を「むせる」と言います。

病気で咳が出る。その原因で一般的に多いのは、やはり「風邪」です。見分け方は以下の通りです。

*咳:風邪が原因の場合、“コンコン”と聞こえる乾いた咳が出ます。約7〜10日で治ります。長引く場合は2週間ほどかかる場合もあります。

*むせる:“ゲホゲホ”という感じで、一時的な咳(むせ込み)です。

咳の予備知識

1) 夜間や明け方は「気温」や「湿度」の変化が原因で、粘膜が敏感に反応して咳が出やすい。

2) 「空気の乾燥」にも注意が必要。のどの粘膜が刺激を受けてせきが出やすくなるので、湿度を一定に保つことが望ましい。加湿器を利用する、濡れたタオルを下げておくと効果的。

3) 「ほこり」や「汚れた空気」も咳の原因になる。窓をこまめに開けて空気を入れ替えたり、空気清浄機を利用するとよい。

むせの予備知識

1) お茶のような「さらさらした飲み物」は飲み込みのスピードが速いのでむせ込みやすい。「とろみがついた食べ物」は飲み込みのスピードがゆっくりなので、むせ込みが少ない。

2) 「冷たすぎるもの・熱いもの・辛いもの」など刺激があるものはむせやすい。

3) 風邪などで鼻詰まりがある場合、「口呼吸」になってしまうのでむせやすい。

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赤ちゃんの咳でる原因は風邪ではない可能性もある?

赤ちゃんが咳をする「原因」は、何があるのでしょうか。

*「ウイルスや細菌」による風邪

*「花粉・ダニ・カビ」などによるアレルギー物質

*のどに落ちてきた「鼻水」により「呼吸器の粘膜」が刺激されたとき

*「ウイルスや細菌」が「呼吸器の粘膜に感染して炎症」を起こしたとき

では、具体的に、風邪・風邪以外の「咳をともなう感染症」を5つ見てみましょう。

1)  風邪

鼻水・咳・喉の痛み・発熱などが主な症状。風邪の延長線上に「急性気管支炎」があります。

熱がない風邪でも、赤ちゃんの場合は辛そうでしたら早めの受診が必要です。

2) 急性気管支炎

気管支に炎症がある状態で、発熱・乾いた咳で始まり、その後 湿った咳(痰をともなう)へと変化します。

3) 肺炎

発熱・咳・多呼吸などが主な症状。

肺炎の原因は新生児期には「B群連鎖球菌・大腸菌等の腸内細菌」、 1~2歳では「ウイルス・肺炎球菌・インフルエンザ菌」などが多いです。

4) クループ症候群

のどの奥が炎症で腫れて、呼吸困難を起こす危険な病気。

“ケンケン”という特殊な咳の仕方です。

5) 百日ぜき

特徴的な咳や長引く咳がある病気。

生後6ヶ月以内の赤ちゃんは、無呼吸発作が起こり重篤化する恐れがあります。

赤ちゃんの咳で病院に行く目安は?

まず、『咳の音・咳の持続期間』から確認します。

1-1)咳の音を確認

“コンコン”:風邪の可能性が高い咳、乾いた咳。

“ゴホンゴホン”:炎症が下気道の気管支や肺などにおよぶと、痰のからんだ湿った咳に。
→咳がひどくなった時に注意が必要なのが、「気管支炎」や「肺炎」です。 “ゼロゼロ”といった湿った咳になった場合、すぐに受診しましょう。

“ケン、ケン”:クループ症候群という犬が吠えるような咳。呼吸困難をともなうこともあり要注意。

1-2) 咳の期間を確認

急性: 3週間以下で落ち着く咳
→多くは 「風邪」、他には呼吸器感染症・気胸・胸膜炎・肺血栓塞栓症など

慢性:3〜8週間以上続く長引く咳
→「感染症」以外、主な原因は、副鼻腔気管支症候群・アトピーせき・咳喘息など

次に、『咳以外の状態』も確認します。

2) 熱
→乳幼児の場合、「37.5℃以上」が発熱、「38.5℃以上」が高熱

3) 呼吸状態
→咳で眠れない、横になれないなど

4) 食欲・水分摂取
→母乳・ミルク・麦茶などが飲めるか、離乳食が食べられるか

「ゴホンゴホン」「ゼロゼロ」「ケンケン」というひどい咳、風邪が治る目安の「7〜10日」を過ぎても長く続く咳、「発熱」をともなう咳、「睡眠を妨げる」ほどの咳は受診の必要がありますね。

これらの咳の症状以外でも、 “苦しそう、ぐったりしている、機嫌が悪い、母乳・ミルクの飲みが悪い”など普段と違うと感じたら受診を考えてください。

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まとめ

「咳の音」「咳が続く期間」「赤ちゃんの様子」は何の病気か見極める手がかりになりますね。

私の息子は生後8ヶ月の時、風邪をこじらせて気管支喘息の一歩手前までいってしまいました。

加湿など咳をやわらげるホームケアをしつつ、迷ったらすぐに病院に行きましょう。

夜間や休日でも救急外来に行くべき状況は、こちらでチェックです!
CHECK⇒赤ちゃんの咳で病院行くなら何科を受診する?救急に行くべき症状は?

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