妊娠前の鎮痛剤使用と妊娠率の関係性【記事紹介】

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リプロダクションクリニック大阪の院長、松林秀彦先生のブログで、妊娠前後の人なら気になるであろう「妊娠前に服用した鎮痛剤は妊娠率に関係しているのか?」という悩みの参考となる論文と解説が載っていましたので、ご紹介します。

論文の要約

2013〜2015年に米国とカナダでインターネットにより登録した2573名(21〜45歳)の女性を対象に、前方視的検討を行いました(PRESTOスタディー:PREgnancy STudy Online)。初回登録時と、2ヶ月ごとに質問票に回答いただき、妊娠が成立するまで、あるいは12ヶ月経過するまで、経過観察を行いました。

(中略)

登録時点ですでに半年以上妊娠をトライしていた方を除外し、1763名の解析を行いました。1279名(73%)の方が何らかの鎮痛剤を使用していました。ナプロキセン(0.78倍)および麻薬性鎮痛薬(0.81倍)の使用者では、妊娠率が有意に低下していました。

ナプロキセンでは用量依存性に妊娠率低下(月間1500mg未満で0.85倍、1500mg以上で0.58倍)がみられましたが、麻薬性鎮痛薬では該当者が少ないため用量依存性は確認できませんでした。

アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェン使用では妊娠率低下を認めませんでした。

知らない薬名がたくさんあり、理解に時間がかかりましたが、

  • ナプロキセンと麻薬性鎮痛薬の使用者は妊娠率が有意に低下
  • アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェンの使用者は妊娠率の低下は認められなかった

ということですね。

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論文を基にした解説

本論文では、ナプロキセンと麻薬性鎮痛薬で妊孕性が低下し、アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェンでは妊孕性の低下を認めていません。ナプロキセンは日本では認可されていませんし、麻薬性鎮痛薬は一般には手に入らないものですから、どちらも心配ありません。

一方、アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェンについては、2013.11.10「☆鎮痛剤を飲んでよい時期と種類は?」の記事で、6、7、2番で紹介しています。6.7はずっと服用していても問題ない薬剤として記載しました。

(中略)

アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェンについては、安心して服用していただいて構わないと思います。

妊娠率が低下した【ナプロキセンと麻薬性鎮痛薬】ってなんだろう?と思いましたが、通常手に入らないものなのですね。安心しました。

2 プロピオン酸系
ロキソプロフェン(ロキソニンなど)
イブプロフェン(イブなど)

(中略)

6 非ピリン系
アセトアミノフェン(アンヒバ、カロナール、タイレノール、小児用バファリンなど)
7 低用量アスピリン(81mg~100mg)

2つ目の記事からの抜粋です。イブやカロナールなど、聞いたことある名前がありました。

私は片頭痛持ちで、生理周期でいうと排卵期や高温期、また気圧が低い日にはロキソニンを服用することがあるので、妊娠超初期に気づかず服用していたとしても、問題ないとわかりとても安心しました。

今回の松林秀彦先生の記事はこちらです★
⇒「☆妊娠前の鎮痛剤使用と妊娠成立の関係」
⇒「☆鎮痛剤を飲んでよい時期と種類は?」

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