AMH検査でわかる卵巣年齢の年齢別基準値(平均値)まとめ

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不妊治療での通院開始後や、妊活ブログ等で目にする単語に「AMH」というものがあります。

AMH検査で卵巣年齢を測定することにより、月経異常や不妊の原因になりうる病気の可能性がわかることもあります。また、閉経時期を予測することにより、排卵誘発の方法や、ステップアップの時期などを決める目安にすることができます。

AMHって何?検査方法と費用は?

AMHとは

AMHはアンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)を省略したもので、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。この数値を測定することで、自分の卵巣内にどれぐらい卵子の数が残っているかの目安とすることができます。

女性の卵子の数は産まれたときから決まっていて、年齢とともに減少していきますが、その数に「正常値」や「基準値」があるわけではありません。

しかし、年齢別の統計をとることで「平均値」といわれる統計値を出すことはできるので、そのレベルと照らし合わせることで、自分の残っている卵子の数が同年代の平均値に対して多いのか、少ないのか判断することができます。

AMHの検査方法と費用

AMHは血液検査で測定しますが、月経周期に左右されないので、いつ測っても数値に影響はありません。保険適用外の検査のため自費となり、費用は5,000円~10,000円程度かかる場合が多いようです。

また、どんなホルモン検査にも測定誤差はありますが、AMHはその誤差が大きいと言われています。測定値誤差は±15%程度あるので、結果が「1ng/ml(※)」と出た場合でも、「0.85ng/ml~1.15ng/ml」の範囲内と同じということになります。

※単位のng/mlは「ナノグラムパーリットル」と読む。

年齢とAMHの関係性

【AMHが高い=妊娠率が高い】ではない

AMHがほとんどゼロに近い数値でも自然に妊娠・出産している人はたくさんいます。検査でわかるのはあくまでも卵子の在庫の目安であって、卵の質や順調に育って排卵するかどうかは年齢の影響が大きくなります。

質の良い卵が育ち、受精卵が順調に分割していくと、その年齢に応じた妊娠率がきちんと出ます。しかし、卵子の老化は実年齢に比例するので、同じAMHの値であれば、年齢が高くなればなるほど反応は悪くなります。

年齢別妊娠率について関連記事はこちら★
⇒「人工授精での年齢別妊娠率と妊娠の確率を上げるために大切なこと」

年齢別の平均値

年齢別のAMH値の基準値(平均値)はこのようになっています。

日本生殖補助医療標準化機関のデータを載せていますが、各病院で測定した患者の平均AMH値を参考にしていたりと、医師から伝えられる数値や渡される資料とは異なる場合があります。

年齢 基準値(平均値)
27歳以下 6.04ng/ml
28~29歳 6.15ng/ml
30~31歳 6.31ng/ml
32~33歳 5.42ng/ml
34~35歳 4.75ng/ml
36~37歳 3.82ng/ml
38~39歳 3.18mg/ml
40~41歳 2.44ng/ml
42~43歳 1.67ng/ml
44~45歳 1.31ng/ml
46歳以上 1.00ng/ml

参考文献:日本生殖補助医療標準化機関「結果の出せる不妊治療」 

AMHの数値からわかること

AMHが高い場合

実年齢が若くて、AMH値も高ければ安心かというと、そうとも言えません。AMH値が高すぎる場合は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が疑われます。

多嚢胞性卵巣症候群は、排卵が阻害されて、卵巣内に多数の卵胞がたまり、月経異常や不妊の原因となります。

PCOSに当てはまる人が体外受精などで排卵誘発を行う場合、薬剤に過剰に反応して多数の卵胞が発育し、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)という、卵巣が腫れる状態になりやすい為、排卵誘発方法などに注意が必要です。

AMHが低い場合

数値が実年齢の平均値よりも明らかに低かった場合、早期閉経してしまう可能性があります。【AMHが低い=妊娠率が低い】ではありませんが、「妊娠を目指す時期を早めに設定した方がいい」と言えます。

そのため、すでにタイミング法や人工授精で妊娠を目指している方にとっては、高度不妊治療へのステップアップの判断材料としても有効です。

まとめ

見た目が若くても、20代や30代で閉経する女性は多数います。また、寿命がどんどん長くなっていっても、女性の生殖年齢は昔と変わりません。

正しい自分のAMH値を知ることにより、不妊治療の進め方やいつまで挑戦できるかの目安ともなるので、ぜひ測ってみたいものですね。

ちなみに、私は今まで2つの病院にかかったのですが、どちらともAMHの検査はありませんでした。2か所目の病院で希望しましたが「卵も平均的に育つので、参考にする必要はないです。」と言われてしまいました。

転院後の不妊治療専門クリニックでは検査項目に含まれるようなので、平均的な値であることを願っています。

AMHについての関連記事はこちら★
⇒「AGEの蓄積で不妊リスクが高まることが判明 検査方法や料金は?」

 
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